オレンジワインのマニアックな情報を提供リアル店舗にない楽しい表現でショッピングできます
フィールド レコーディングス オレンジ ワイン "スキンズ" セントラル コースト [2020] (正規品) Field Recordings Orange Wine Skins [白ワイン][アメリカ][カリフォルニア][セントラルコースト][エドナバレー][750ml]
[全米No.1] オレンジ ◎迸る才能、漲るエネルギー。
単に「ワインが美味しい…」というだけでなく、時にそのラインナップや雰囲気から、なんと申しますか、迸る才能や漲るエネルギーを感じることがあります。
2021年10月5日に東京は青山で開催された、I社の試飲会にてそれを感じられた造り手が、昨年(2020年)度のヤナギヤ的MVPとさせて頂いた『フィールド・レコーディングス』でした。
既に醸造家アンドリュー・ジョーンズの『シャルドネ』と『ジンファンデル』はご案内致しましたが、もう二つ…『オレンジ・ワイン』と『ペット・ナット』を新たにご紹介させて下さい。
試飲会場では、彼のセンスに改めてシビれることになりました。
引き込まれる勢いがあります、この造り手には。
▼ オレンジ・ワインとは? 最近よく耳にするようになったオレンジ・ワイン。
何もオレンジを用いたワイン、というわけではなく、持つ色合いからそう呼ばれる、れっきしとた葡萄を用いたワインの一種です。
大雑把に申し上げれば、オレンジ・ワインとは「白葡萄を、赤ワインの醸造法で仕込んだワイン」のこと。
一般的に、白ワインは白葡萄を用い、果汁だけを取り出して使用します。
一方赤ワインは黒葡萄を用い、果汁だけでなく、皮、種、茎なども一緒に発酵させることであの赤い色素(やほか成分)を抽出します。
オレンジ・ワインは、白葡萄を用い、皮を取り除かずに種子などと共に漬け込んで発酵させることで、オレンジや琥珀の綺麗な色合いになります。
因みに発祥はジョージアで、イタリアの生産者が世界的に広め、ブームとなった…と言われています。
もちろん品種や造り手によって味わいは千差万別ですが、一般的な特徴として、通常の白ワインよりも果皮由来の渋味やコクが感じられるものが多い傾向にあります。
アメリカでは、オレンジ・ワインは「次のロゼ」と呼ばれているカテゴリー。
近年最も大幅に伸びたロゼ・ワインを追随する存在として注目されています。
中でも最も売れているオレンジ・ワインがアンドリューが造るこの『スキンズ』。
the Spruce Eatsでは2021年度の【年間TOP6】オレンジ・ワインに選ばれ、中でも【Best Overall】、すなわち総合1位に選ばれました(’19)。
ぜひ飲んでみて下さい。
果汁だけでなく果肉を感じさせる美味しさに、豊かなアロマチックな香り、フルーティーさを伴った柔らかな酸味は堪りません。
▼フィールド・レコーディングス(Field Recordings) 大学にて農業経営学を専攻したアンドリュー・ジョーンズ(Andrew Jones)。
インターンとして勤めた先が『ガロ』で、ここで彼は(ワイン造りではなく)ブドウ栽培に出会ってすっかりはまってしまいます。
その後、苗木栽培所でアルバイトをしながら大学を卒業し、その後もそこで働き続けます。
仕事でカリフォルニア中の畑を訪問し、毎年数百万の新しい苗木が植えられて行く中で、自然とぶどうの品質を見極める目が養われたそうです。
そんな彼が気づいたのは、「知名度は無くとも、ダイヤの原石のように素晴らしいブドウが存在する」ということでした。
"この原石を、輝く宝石にしたい"…多くの栽培家と触れ合う中で、そんな思いを強めた彼の元には、自然と「アンドリューが使うなら」と、果実を分けてくれるグロウワーが集まりました。
こうして人と畑のふれあいの記録として生まれたワイン、それが『フィールド・レコーディングス』なのです。
この度の発見とご案内は、オレンジ・ワインの『スキンズ』と、ペティヤンの『ペット・ナット』です。
◎スキンズ(Skins) 9つの畑からの四つの白品種を用いたオレンジ・ワインで、構成比率はシュナン・ブラン41%、ピノ・グリ37%、アルバリーニョ9%、ヴェルデホ8%、リースリング5%。
梗は取り外し、皮は残し、スキンコンタクトで60~90日漬け込みます。
熟成はアカシア樽100%で6ヶ月間。
度数12.1%。
◎試飲しました。
【2021.10.5】 ピーチネクターや摺りりんご、さらには熟したポンカンなどの、(果汁だけでない)果肉感ある美味しさ。
それを豊かでアロマチックな香りが包み込み、フルーティさを伴った柔らかな酸味が口いっぱいに広がります(もうこの時点でおいしい)。
ありがちな繊細でクセのあるタイプではなく、カリフォルニアらしいとでも言うべきか、まろみあるクリーミーで滑らかな舌触りと、芳醇で多彩な果実のボリュームある旨味。
たっぷりした風味にある果実甘味と酸味とのバランスが秀逸です。
シェナン・ブランのしっかりした酸味、ピノ・グリの豊かな果実感、アルバニーリョの潮味とミネラル感など、巧みなブレンドの構成は本当に感心するもので、滾る才能を感じられずにはいられません。
このセンス溢れるブレンドのおかげで多彩で多層な旨味が広がっていて、ワイナリー、インポーター、メディアなどでは様々なお料理との相性を提案していますが、私イナムラ個人的にはむしろ、ワイン単体…お料理無しで楽しんで欲しいナと感じてしまいます。
●それくらい、ワイン自身に魅力があるのです。
■72本完売! 36本追加いたしました。
Price | 商品価格 | 2,750円(税込み) |
Review Average | レビュー平均 | 0(5点満点) |
Review Count | レビュー件数 | 0件 |
Shop Name | ショップ | カリフォルニアワインのYANAGIYA |